すべての医療費が国によってまかなわれると仮定します。
その代わり、税金は多めに取られます。
これは、国が医療保険をやっているのと同じです。
国民全員が国の保険に強制的に加入させられ、
治療が必要になった場合は治療費が保険金として支給される。
現実問題としては、
デンマークにだって民間の医療保険はあるし、
すべての治療を国が面倒見るわけじゃないけど、
近いことは行われている。
医療保険って、国にとって大きな摩擦熱だと思うんです。
お金を割り振るだけで何も生まないどころか、
保険会社に勤める貴重な労働力を無駄にしている。
デンマークではきっと、
この無駄具合が小さめに抑えられてると思う。
もちろん、だからといってすぐに、
税金増やして医療費負担減らせとは言えない。
こういう効果もあるんじゃないかなって話。
最近、デンマークに興味津々なのでした。