アイデアがあった時、自分の裁量内で決定できて、自分の力だけで実現できるのが一番早い。でもそれを外れると急激に遅くなるので、自分が力をつけるか、アピール&巻き込み上手になるかしないと。 要は、実現する力をつけたい。個人的には、それにアイデアの良し悪しはあんまり関係なくて、極端な話、例えば権力とか財力とかカリスマ性だったりするわけだ。もちろん他にもいっぱいあるけどね。 なんと言いますか、つまり仕事が遅いので、助けてもらうか、スピードあげるか、もっと働くかしないとなって思いました。
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給料を払うということ
お金って、もらった分しか使えないわけだよな。じゃあ会社の利益ってなんだ?100人の島に、会社が一つだけあったとして、会社が利益を上げたとすると、島民が使った金>島民が稼いだ金ってことでしょ。あー、もっかい経済について勉強したい。
100人の凡人は1人の天才に勝てないのが現代社会だけど、1人の天才は100人の凡人ほどお金を使えないから矛盾が生じてる。強制的に再配分するのが所得税。自主的に再配分してもらうのがノブレスオブリージュ。
企業の価値を、どれだけの給料を払って国を豊かにしているかで計ると、人件費が高くて困っているうちは日本企業はずっと優位。時価総額やら利益やらで企業の価値を計ろうとするから誤る。 「サムスン栄えて不幸になる韓国経済」を読んだ。自国市場が縮小するから海外に売るというグローバル化モデルが、最終的に自国の国民を苦しめるということを、サムスンと韓国を例に解説。なんで政府がバカな日本がこんな有利な状態なんだろう。 グローバル化というのは要するに、賃金格差っていうギャップを使って儲けてやろうって話だから、高い賃金をもらっている先進国の国民にとっては損なんだよね。
企業の使命はつぶれずに事業を継続することだ、なんて言うけど、より多くの社員により多くの給料を払うという事が、次に大切だと思うんだよね。だから、ボーナス出すと減ってしまう利益なんてものは、偉大さの指標にならない。
プライオリティ
ディズニーでは、行動指針として、安全性、礼儀正しさ、ショー、効率性という四つの行動指針があり、しかもこれに明確な優先順位付けがされている。そのため、アルバイトであっても判断に迷いが無く、また統一されている。 これはつまり、安全性のためなら、礼儀正しさを犠牲にする裁量があるということ。もちろんほとんどのケースでは両立するんだろうけど、極端なケースでの行動指針ほど強いメッセージはない。 うちの事業部なら、事業スピード向上のためであれば、コストや品質にはある程度目をつぶるという行動指針。これを各メンバーが理解することで、それぞれの判断が揃い、コミュニケーションコストが減る。