正義の反対は悪なんかじゃないんだ。正義の反対は『また別の正義』なんだよ
–野原ひろし
これはこれでありえる話だけど、もっと残酷な現実もありえる。
例えば、正義の反対が、政府だったり、逆に国民だったり、上司だったり、逆に部下だったりの無能だったりする。仮にみんなの描くビジョンが同じだったとしても、その無能ゆえに同士撃ちが始まる。この無能が過ぎると、うっかりすると「○○の陰謀なんじゃないか」みたいな話すら出てきたりする。
例えば、正義の反対が、無知な大衆だったりする。彼らはTwitterやFacebookでデマを拡散したり、デマに騙されてどうでもいいものを買い占めてみたり、パニックを起こしてみたり、怒り出したりする。それはSNSという特殊なメディアの特性だったり、そもそもデマの内容に対しての無知だったりする。