才能、努力、個性

努力したものが全て報われるとは限らん。
しかし! 成功した者は皆全て努力しておる!!
–鴨川源二(はじめの一歩)

どんなにきれいごとを並べても、生まれ持った先天的な差は認めざるをえない。体格だったり、家柄だったり、周りの目から見てはっきり違うものから、センスと呼ばれるもののように、わかりづらいものまで。

とはいえ、偉大な功績を残すような人は、恵まれた才能だけでなく、もちろんそれに見合うだけの努力をしている。「選ばれるのは結局、なんにもできない、お嬢様」なーんて本気で言ってるヤツは、お嬢様がお嬢様であるためにしている努力や払っている犠牲に目を向けないし、自分だって何もできない。大黒摩季に限らず、代弁してるだけで本人はきっと思ってない。

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自分の中の宗教

「ミスト」という映画をご存知だろうか?スティーブンキング原作、フランクダラボン監督の、「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」に続く作品だ。この映画、僕に強烈な印象を残した。

深い霧に包まれた街で巻き起こる怪異と、徐々に秩序を失う人々を描くホラー映画。
–wikiより

大量の化け物が潜む深い霧に包まれたスーパーマーケットに、数十人が取り残される。人間たちは知恵を絞って抵抗するものの圧倒的不利。次々と死者が増えていき、絶望に包まれていく。ここまでならありがちなストーリーだが、ここからが印象的だった。

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Facebookの新機能を予想する-恋愛市場の効率化-

恋愛はインディアンポーカーに似ている。
他人の点数は見えるが、自分の点数は推測するしかない。

就活もそうだが、客観的な偏差値を自覚できないと、妥協点を見出すことができずに、全体として不幸だ。自分の点数を高めに見積もる人が増えると、50点同士の2人がお互いを自分より下に見るので、そもそもマッチングが成立しなくなる。自分の点数を低めに見積もる人が増えると、マッチングそのものは増えるが、先攻することが大事というルールになり、自分を磨かなくなる。

偏差値の算出と、検索によるマッチング。この2点により効率的な恋愛市場が形成できるはずだ。実現するには、そう、Facebookしかいない。そもそもFacebookは出会い系サイトだった。でなければ、「恋愛対象」や、「交際ステータス」なんて必要ない。

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武士道が必要な理由

中国人は道徳心が無いから儒教が生まれた。
日本人は勇気がないから武士道が生まれた。
アングロサクソンはずるいからフェアプレーの精神が生まれた。

心の弱い部分を、社会的なルールで補強する。表面に見えているものと本質は真逆だったりする。これらのルールは言ってみれば美徳であり、いわゆるマネジメントや法律といった、遵守することが義務付けられるルールとはまったく違う。レディーファーストという言葉があってその逆がないのは、普段は女性を優先していないことの裏づけともいえる。

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英語は最後でいい

学生のころ、もっとちゃんと英語をやっておけばよかった

そんなこと言う人もいますが、今自分がやる気にならないのを、過去の自分に責任転嫁するのはやめましょう。確かに、小さいころから学んだほうがきれいな発音ができたりするんでしょうけど、英語はどこの国でもなまりが強く、発音が汚くても許される言語です。日本語の発音が汚いのとは事情が違います。やっておけばよかったと思うなら、今からやればいいんです。英語は取り返しがつく。

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