休日も仕事したほうがいいと思う

私は「結果」だけを求めてはいない。「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。
—アバッキオの同僚(ジョジョの奇妙な冒険)

自分だけかもしれないけど、平日に職場で働いていると、どうしても結果を欲しがってしまう。早く作業を終えて家に帰りたいからエラーメッセージでググって、ヒットしたブログの解決方法をそのまま当てはめてみる。プログラムが動いたら「やったー!できたー!!」でウキウキ帰宅。これでは何も次につながらない。

大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている
—アバッキオの同僚(ジョジョの奇妙な冒険)

でも休日は違う。そもそもなぜ動くのか?なぜこういう仕様になっているのか?休日なんだからどんなに遠回りしたって誰にも迷惑はかけない。そう思うと、ググるワードも変わってくるし、書籍を買ってじっくり読み込もうっていう気になる。

オンとオフははっきり分けたいから、家には仕事を持ち込まない。それはそれで立派な信念だと思うけど、俺がそれをやろうとすると、きっと近道ばかり探して、同じところをグルグル回りそうな気がする。出口はきっと、職場にはない。

皇居ランって体に悪いよね?

軟骨は消耗品だってよく聞きます。ひざの関節を痛めて引退に追い込まれたスポーツ選手はいくらでもいるし、無理にマラソン走ろうとしてひざを痛めた友人も数名います。

日本はマラソンが強かったり駅伝が人気あったり、走り込み信仰みたいなものがあったり、走ることに対するイメージがかなり良いです。

桑田はジャイアンツ球場の外野をただランニングし続けた。桑田が走り続けた部分は芝が剥げ上がり「桑田ロード」と呼ばれるようになった

基本的には美談に語られているんですが、ここで大切なのは、ジャイアンツ球場の外野は、芝のグラウンドだということです。テニスだってハードコートとクレーコートじゃ体への負担がまるで違うのに、これがもしアスファルトだったら・・・絶対怪我します。ひざを悪くした野球選手が、負担の大きい人工芝の本拠地を持つチームから、負担の少ない天然芝のチームに移籍したりすることがあるくらい、地面は大事なんです。アスファルトで走りこみするスポーツ選手はたぶんいません。

健康寿命とは日常的に介護を必要としないで、

自立した生活ができる生存期間のこと。

健康のために始めたはずのランニングは、きっと長期的に見て自分の健康寿命を縮めます。日本だと、寿命と健康寿命が10年くらい違うみたいです。平均して10年くらいは介護を受けていることになるけど、足腰悪いからってケースは結構多いだろうし、そう考えるとランニングがブームなんてとんでもないことです。今すぐやめさせるべき。

皇居は、アスファルトな上に排ガスまみれな、最も走ってはいけない場所

太っているとさらにひざへの負担は大きいので、やせたいのであれば間接への負担の少ないプールを使うべきです。せめて空気のきれいな公園で、土や芝生の上を走るとか。排ガスまみれで、アスファルトの上を、太った人が走る。こんな不健康な話がまかり通ってるのが不思議でなりません。