必修プロジェクトで、
どうしてもマクスウェル方程式を理解しなくてはならなくなりました。
駒場で物理から逃げ回った僕には、
大変大変骨の折れる作業です。
困って検索したら、こんな本が見つかりました。
この本、世界を変える本だと思います。
挫折したのはいつ?
中学で、高校で、大学で。
ほとんどの人はどこかで、
「この式わかんねー!」って思いをし、
自分の理解を超える数式に拒否反応を示します。
大学に入り、高校までは好きだったのに・・・
と、数学や物理が嫌いになる人は少なくありません。
俺もその一人。
中高で微積がわからなくて数物が嫌いになる人と、
時期が違うだけで結局同じことです。
“難しくて理解できない”
こんなちっぽけなことで、大部分の人が自分に向かないと判断し、
中を覗くことなく小さな入り口を自分の手で埋めます。
入り口が大きかったら?
マクスウェル方程式を例にします。
現状では、東大に入る理系学生1500人の内、
400人未満しか理解してないと僕は推測します。
もし教科書が、
“はるか先まで理解してる人の考え方”ではなく、この本だったら?
1500人がマクスウェル方程式を理解したら?
こうなったら諸外国なんてメじゃありません。
なんせ日本では、高校数学さえわかる人なら
誰でもマクスウェル方程式を理解できるんです。
母集団の大きさが違います。
研究者の数も倍に増え、
もはやノーベル物理学賞は日本のものです。
たった一冊の本のおかげで、日本は世界の物理学を牽引し、
世界を変えていくんです。
なんかめっちゃわくわくします。
・・・まぁ大げさな話ですけど。