就活ってなんか不安でした。
うまく内定もらえないかもしれないから?
でもきっと、ALL内定でどこ行ってもいいよって言われても不安。
自分が何やりたいか自分でわかってないから?
それだけじゃなかった。
俺はきっと、
”社会人なら誰でも知ってるような当たり前のこと”
を知らなかったから不安だったんだと思う。
この本を読んで、のどにつっかえてた骨が一つ取れました。
別に著者の意見にはあまり興味はないし、
現状に対する答えはまあ、月並みです。
けどこの本に書いてある知識を持ってると持ってないのとでは
結構違う気がする。
年功序列
年を取る事に役職が上がり、
それに伴い給料も増えていく。
若い頃不当に低かった給料は、
年を取ってから高給や退職金となって返ってくる。
勤続年数の長さのおかげで技術は蓄積され、
日本の物づくりは世界一になった。
でもちょっとおかしい。
役職って上に行くほど人数少なくなるハズじゃあ。
どうやって全員で昇進していくんだ?
つまり、会社が大きくなっていくことが前提になった仕組みだった。
当然・・・限界が来る。
成果主義
日本企業の成果主義は、
俺が想像していたモノとはちょっと違った。
あくまで年功序列の一本道の昇進ルートなんだけど、
全員昇進するだけの枠はない。
だから、成果主義の名の下に成績の良い少数だけ昇進させる。
すると歳は取っても昇進できない社員が残る。
その人達は最悪リストラ、良くて昇給頭打ち。
困るのは誰か
若いうちに安い給料で働かされてるのに
あとで昇進できない人・・・極端な話派遣の人たちとかも。
勤続年数の長い社員に依存してる割に、
若手を大切にしないで内側から腐っていく企業。
どうすればいいか?の答えは大したこと書いてませんでした。
自分で考えろというわけですね。