どんなアンケート結果でも、
やり方次第で導くことができる。
使い手によって、数字は凶器になる。
前提条件のおかしい調査
ある道で交通違反の取り締まりを強化したところ、
路上駐車件数が半分になった。
同じ曜日ですか?
同じ時間帯ですか?
天気は同じでしたか?
その場所で減った分、他の道で増えていませんか?
アンケート結果を誘導する
川上、王、長嶋、野村。
誰が最も優秀だったか?というアンケートを取ったら、
野村が1位になった。よって野村が最も優秀な選手である・・・
これは一見妥当に見えて、実は操作された結果だ。
なぜなら、巨人ファンは3人から誰かを選び、
アンチ巨人は必ず野村を選ぶからだ。
同じ結果でも違う印象を与えられる
10%が賛成、
50%がどちらかと言えば賛成、
30%がどちらかと言えば反対、
10%が反対の意見において、
「過半数の60%が賛成!」と言われるのと、
「40%もの人が反対している」と言われるのでは
受ける印象が全然違う。
そもそも、どちらかと言えば・・・という解答はあまり強くなく、
賛成、どちらとも言えない、反対の三択だったら
80%がどちらとも言えないを選んだのではないか?
数字が信用できなくなる・・・
マスコミとかが出してる数字がいかに意図を持って作られたものかを痛感します。
むしろ怒りや呆れすら抱くかもしれませんorz