特殊と一般

まずですが、
相対性理論の中身については書くつもりないのでご安心くださいw

相対性理論には、特殊な状況でのみ成り立つ特殊相対性理論と、いつでも成り立つ一般相対性理論の2種類ががあります。

アインシュタインは、まず特殊~を考え出し、そのあとそれを一般化して一般~を考え出しました。名前的には特殊~のほうが難しそうですが、実際は逆です。「(特殊な状況)風がない時のボールの動き」のほうが、「(一般化)ボールの動き」より話として簡単ですよね、そんな感じです。

ここで重要なのが、学ぶ順番。
特殊→一般という順番で学ばないといけない。

テニスの例なら、
無風でボールがどう動くか分からない人が、
強風の中でボールを予測するのは無理ですよね?

なのに、適用できる範囲が広いからといって、
一般~から学び始めてしまうことってすごく多いと思います。

というのも、教える側が一般~を理解していると、
良かれと思って一般~を教えちゃうんです。

一般~が理解できれば特殊~はその一部なんだから当然理解できる。
確かにそりゃそうなんだけど、代わりにハードルはグンと上がる。

本だったり、インタビューだったり、
ターゲットが広くなればなるほど、
一般~寄りになっていく。

遠くの偉人より、近くの凡人のアドバイスのほうが、
よっぽど役に立つってことです。