守破離

【守破離】
能楽を確立した世阿弥の教えで、
最初は基本を忠実に守り、
次にそれを応用、最後は型から離れるという
プロの成長過程を表すもの

最初の「守」の部分。

基本を守るって言われると受け入れやすそうだけど、

実際は、言われたことを猿真似するくらいのニュアンスだと思う。

正しいかどうかを疑うのはすでに次のステップ。

これが意外と誰にでもできるわけじゃなくて、

下手に自分で考えられる人だと、

最初から自分でアレンジを加えたくなっちゃうんだよね。

でも実はこれには、流れに溶け込むっていう意図も含まれてる。

周りのマネをすることで、

一人前になるより早く戦力になる。

正しいかどうかじゃないんですよ。

最初から自己流で役に立とうとするんじゃなくて、

まずその場のカラーに染まること。

余談だけど逆に、カラーのないチームだと、

一人前になるまで戦力にならないのが苦しいのかな。