プロとは

twitterのプロフィールにしれっとWEBエンジニアって書いていたけど、一般の人がWEBエンジニアに期待することって何?そのままだと複雑すぎるから、たこ焼き屋を例に考えてみる。 たこ焼き屋の最低限スキルは、仕入れて、焼いて、売る。この3つがそこそこできれば、一応プロとして成立する、食っていける。プログラミングできます、SEOできます、ログ解析できますで雇ってもらえている俺の状態と同じ。 でもここからが問題。一般人はたこ焼き屋のプロに、もっといろんなことを求める。「たこ嫌いのうちの子でも食べれるようなの焼けない?」「斬新でおいしいたこ焼きないかなあ?」「一番うまいたこ焼き屋ってどこなの?」 必要ないよ、ただ食っていくには。でも、業界の外の人からすると、たこ焼きに関する相談に乗ってやれる、問題を解決してくれるって思ってる。たこ焼きの応用問題も解けると思ってる。 ちょっと脇道。一般人の側に回った時は、プロに見える人のほとんどは、応用問題なんて解けないという事実を忘れちゃいけない。たこ焼き屋は、プロに見えてもただ焼けるだけ。常識しか知らない。 で、WEBに話を戻すと、こちらはたこ焼きよりジャンルとして広くて、普段は分業せざるをえない。けど、応用問題というのは普段からどれだけ軸をずらしながら考えているかなので、業務外でもわかったりする。 PC/携帯/スマホ、テレビ/新聞/ネット、受託/自主事業/レベニューシェア、課金/受託/広告、予算、規模、メンバーのスキル、いろんな軸が考えられる。たらればを想像しながら現実と比較していくのが深みにつながるんだろうな。