福山雅治「なんでそう思う?」
柴崎コウ「刑事の勘」
福山雅治「実に非論理的だ」
『論理的』って言葉は定義が難しい。
たとえば、『論理的』の反対語は?
『非論理的』?それは『熱い』の反対を『熱くない』って言ってるようなもの。
『感情的』?『感情的』の反対は『理性的』のような気がする。
なんとなくだけど、『再現性』の有無が関係してくるのかな。
誰がやっても同じ結果が出る。それが論理的。
勘は人によって結構違う結果が出ることもある。
勘には本当に論理的なのと比べて欠点が二つあって、
ひとつは、他人に説明できないということ。
もうひとつは、自分の経験のみをもとにするということ。
どちらの欠点も、さっきの論理的の定義からすると致命的。
勘は確かに論理的でないかもしれない。
ただ、勘って、根拠がないわけではない。
自分の経験を基にして、途中をすっとばして結論を導いてるだけ。
経験をつめば勘はみがけるし、
経験豊富なもの同士は、似た勘を持てるんだと思う。
というわけで、勘を大事にしよう、勘をみがこうと思う今日この頃です。