アップル — 新しいiPad — 外も中も、鮮やかに優れています。

僕は初代iPadからの乗り換えでiPad2は使っていないので、あらかじめその点はご了承ください。

そもそも僕はタブレットに多くは期待していません。これはスマホにも言えることですが、キーボードがない以上、情報端末としての作業効率がノートPCに並ぶことはありえないからです。iPhoneを持ってからパソコンを使わなくなったと主張する孫さんは、Twitterのようなメールしか打っていないんでしょう。

from 孫正義

 

やりましょう

 

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iPhoneより送信

その点、キーボードを最初から設計思想に組み込んでいるWindowsのタブレットSurfaceは、情報端末としても使える可能性があって待ち遠しいです。

しかし初代iPadは、エンタメ端末としての期待値ですら、満足させるものではありませんでした。初代iPadで満足できたのは、Twitterとコミックビューワくらいのものです。これがFacebookになるともう無理。スペックが貧弱すぎて、軽快とは程遠い動きでした。特にSafariは最悪。すぐに使わなくなりました。

やっとiPad3のレビューに入ります。iPad3は、完成度の高いタブレットです。ノートPCの代わりにはなりませんが、初代iPadに見ていた夢を、実現してくれるタブレットだと思います。最初にSafariを使ったとき感動しました。うちのWiMAXはこんなに速かったのかと。スペックを改善するだけで、ここまでも使い勝手に差が出るものかと。

iPad3に期待されるサプライズは、

「初代iPadに期待されていた未来が、今度こそ本当に実現されるぞ」である。

足りていなかった部分のスペックの進歩というのは、クリエイティブ(笑)な人たちからすると物足りないんでしょうが、当然ながら巨大な影響があります。次の展開として、PCのように複数のアプリケーションのウィンドウを同時に表示できるようなパワーが備われば、タブレットは次のレベルに行くのではないでしょうか。

総括すると、普段からエンタメ要素でしかPCを使ってない人なら満足できますが(これだけでもすごい！)、情報端末としてはまだまだ不足だらけといった印象です。持ち運んで使うものではないので3G回線は絶対不要です。Wifiモデルにしても、4万円とかするものですので、特におすすめはしません(笑)