キャッシュ・ボム

シューティングゲームにおけるボムと、生活における現金には、多くの共通点がある。まずどちらも、使いどころによっては非常に大きな効果がある一方で、弾数には制限があるということ。逆に効果がない、あるいは薄いケースも多いこと、ゲームではそれはボスキャラであり、生活においてはいわゆるお金では買えないものがそれにあたる。そして多くの人がその使いどころを十分に理解しておらず、使うべきところで使う判断ができていないという点が、最も残念でもったいない共通点だ。

日常生活において、お金さえ払ってしまえば簡単に解決する問題は多い。タクシーや指定席といった安いものから、住宅のように非常に金額の大きいものまで。世の中の大半にはすでに値段がついていて、簡単な問題はキャッシュ・ボムによって片付けてしまうことで、キャッシュ・ボムの通用しない問題に全力を注ぐのが正しい戦い方と言える。

ただしゲームとは違い、現実のキャッシュ・ボムは人によって使える回数や威力が変わってくるため、自分がどの程度キャッシュ・ボムを使えるかは各自が把握しておかなくてはいけないし、自分でストックを増やさなくてはいけない。そしてもちろん、さまざまなトラブルがどれくらいの金額で解決できてしまうのかをシミュレーションして知っておかなくてはならない。5年間悩むような問題が、10万円払って解決できるかもしれないのだ。

お金の稼ぎ方はみんなが興味を持つが、お金の使い方も同様に重要であるにもかかわらず軽視されている。もっとお金の使い道に対して敏感になって、先手を取って使おう。