年を取ってくれば誰だってこう思うんだろう。
「若い奴らと正面から戦うのは体力的にしんどい」
そりゃそうだ。人間だもの。
しかしだ。
30前後で子供を生んで、50前後まで育てる。
この人生のサイクルが変わらないとするならば、
必要になるお金は子供の分だけ増えていく計算になる。
つまり、仕事のピークと、お金が必要なピークがずれてる。
だから日本人は「年功序列」というすばらしい仕組みを作り出し、
お金が必要なときにたくさんもらえるようにした。
今は崩壊しちゃってるわけだけど。
という視点で考えると、逆に完全に実力主義だった場合、
50歳で必要なお金をちゃんと稼げる人って
きっとほんの一握りなんじゃないか。
アメリカとか他の国ってどうなってるんだろ。
年功序列以前は、教育費も今ほどかからないし、
子供もすぐに労働力になったから大丈夫だったんだと思うんだけど。