座標と傾き、変化率

理想を語るって言うのは、
ある程度頭が切れる人なら誰にでもできる。
テレビに出てる評論家の類とか。

ところがこういう人たちは(俺もなんだけどorz)
物事の流れをちゃんと見れない。
現状という静止画から理想を描こうとする。

数学チックな言い方をすると、
座標だけを見て、その裏の傾きや変化率を見ない。

物事を深く知ろうとしたら、その歴史は無視できないのに。

もし百歩譲って静止画から描いた理想が正論で、
後になって正しかったと理解されたとしても、
そんなのは個人的に好きになれない。

だって、誰だってできるもん。
いろんな理想を言えば、一つくらい実現するっしょ。

実際にそこに持ってくのが難しい。
流れを無視してV字を描くのは幻想。
確かにその方が見栄えはするんだけどね。
地味だけど、変化率から変えていくことにより
流れに逆らうことなく実現するのがプロフェッショナルで、
できればそういう人になりたい・・・ですよね。