卒業式でした。
立派な学位記をいただきました。
でも・・・
アカデミックガウンというのをレンタルしたんです。
角帽とかそういうヤツ一式。
それを着て、じいちゃんちに見せに行ったんです。
そしたらじいちゃんもばあちゃんも大はしゃぎで、
「俺にもかぶらせてくれ」とか言っちゃって。
親心ってなかなかまだ理解し切れません。
俺は正直、全然感動がありませんでした。
筑駒の時と違って、俺は一度も東大で涙を流してない。
何も一生懸命やってないし、つらいことなんてなかった。
今日一日、なんかのお祭りに出ていたような、そんな感覚。
卒業してもどうせ、いきなり人間関係が劇的に変わったりはしない。
きっと、聴く音楽みたいに少しずつ変わっていくんだな~